駐車場データから読み解く、駐車料金のエリア別傾向
不動産市場の「今」をリアルタイムに映し出す鏡、それが駐車場料金です。しかし、実はその正確な実態を把握するのは容易ではありません。
一般的に、500㎡未満の駐車場には届出義務がないため、統計データで市場の全貌を把握するのが難しいと言われています。
今回は、TRUSTARTの持つ駐車場データから、地域ごとの料金傾向を調べてみました。
都市ごとに異なる「料金のグラデーション」
主要都市の平日1時間あたりの料金を可視化すると、エリアごとに明確な「顔」が見えてきます。
東京エリアでは、都心の千代田区・中央区・港区を中心に、広範囲にわたって1,000円/hを超える赤色・紫色のゾーンが分布しています。
単一の地点ではなく、巨大な経済圏が「面」として繋がっている東京特有の力強さが分かります。

続いて、大阪市から神戸市にかけてのエリアです。
梅田周辺の強固な高額エリアから、阪神沿線に沿って神戸へと繋がる様子が見て取れます。

名古屋エリアでは、名古屋駅周辺と栄、大須といった特定の中枢エリアに需要が集中しています。

京都市内を拡大して見てみると、繁華街や錦市場などがある二条城〜四条河原町を結ぶエリアで料金の高いゾーンが目立ち、 郊外に向かうにつれてグラデーション状に変化しています。

最後に、これまでにご紹介した東京、大阪、名古屋、京都の各都市について、時間帯別の料金変化をアニメーション形式で記載します。

0:00から1日を追っていくと、朝のビジネスアワーの開始とともに都心部が赤く染まり、夜間には再び料金が落ち着きを取り戻しています。
この「動的なデータ」から特定の時間帯における潜在的な駐車場需要や、周辺の商業活動の活発さを推測することができるのかもしれません。
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